大学では経済学の勉強をしております。
日常生活の中で使えて、インテリっぽく聞こえる経済学用語を3つご紹介します。
1、限界効用逓減の法則
漢字からして難しそうですね。
コトバンクに記載されている意味をみてみましょう。
財1単位の増加から得られる効用すなわち限界効用は,その財の保有量 (消費量) が増加するに伴って低下していくという法則。たとえば2台目の自動車から得る限界効用は1台目の自動車から得るものより小さい。
うーん、車でたとえているから少しわかりにくい。
私が大好きなポテトチップス、ピザポテトでたとえてみましょう。
ピザポテト。
食べたことない人はいないと思うけどぜひ食べてください。
近所のスーパーで基本130円で売っています。
しかしセールの時は100円になっているので私は3袋ほどまとめ買いします。
家に帰ってピザポテトを食べる。
うん、おいしい。
次の日にも、お腹が空いていたので食べちゃいました。
おいしい。けどちょっと飽きたかも。
また次の日、家にあるから最後の1袋もつい開けちゃいました。
うえ、やっぱもういいわ。輪ゴムしとこーっと。
これ、先週の私です(笑)
限界効用逓減の法則とは、
同じものを何回も利用していると満足度は次第に下がっていきますよね、
という話を法則にしたものです。
友人(ダメ男)は、特定の彼女を作らない理由を限界効用逓減の法則で説明しています。
汎用性高いです。
2、フリーライダー
あなたの周りにもきっといる、フリーライダー。
あなたもフリーライダーになってないですか?
まずはコトバンクを参照。
《ただ乗りする人の意》必要なコストを負担せず利益だけを受ける人。
Free (無料で) ride (乗っかる) 人のことを指します。
私の周りにいるフリーライダー事例をご紹介。
大学生活のうちに、数回合コンしました。
一緒に行った友達は彼女できたし、合コンしてよかった〜。
私を含め男は親しい同じメンバーで毎回参加しました。
「今回Aが開催してくれたから、次は俺頑張るわ〜。」
と、ギブアンドテイク精神で回数が重なるわけです。
しかしながら、いるんですよ。
毎回合コンに参加するのに自分にはツテがないとか言って開催しないやつが。
ツテがないんじゃなくて本気で探してねえだけだろーボケが!
怒りの感情は置いといて、ただ乗りする彼のような存在がフリーライダーです。
おいしいとこだけ取っていくヤツ。
そんなやつにはフリーライダーいじりをしてやってください。
3、パレート最適
これが1番説明しずらいかも。
とりあえずコトバンク。
ある状態からだれかの便益を増やそうとすると他のだれかの便益が犠牲になるようなとき(つまり最大限の便益が達成されているとき),この状態をパレート最適という。通常は資源配分の効率性を示し,新古典派経済学の規範的理論の最も重要な概念の一つである。
つまり、
みんながハッピーというちょうどいい状態のことです。
日常生活で使うなら、逆にこの均衡が保たれていないときのほうが使いやすいです。
これを「パレート最適でない」と言います。
たとえば以前書いた順番待ちで割り込まれた話
順番待ちで横入りされた。恥かしくない大人になろうと決めた - ツギドコ
全然パレート最適じゃない。
しかも、たった1人抜かすだけなんて費用対効果が低すぎる。
(費用対効果は、要するにコスパです。)
パレート最適なライフをめざしております。
おわりに
経済学って難しく思われる方も多いかと思いますが、面白い観点が多いのでおすすめですよ。
こんな本もでているのでとっつきやすいです。
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マラドーナの「神の手」を見聞きすると「神の見えざる手」がさっと浮かぶ。#経済学部あるある
— ひろき (@nextlocation1go) 2016年1月29日
やーまん