私、この本を読み終えてグイグイきております。
井上三太先生の「グイグイ力」を読んで感じた三太さんの凄さと学びをご紹介します。
井上三太さんってどんな人?
KING OF STREET COMIC の異名で知られる漫画家です。
代表作はやっぱりTOKYO TRIBE。鈴木亮平さん主演の映画にもなりました。
画像は、ちょうど映画化されたころにサイン会でいただいたサイン。
スンミをリクエストしたら快く描いてくださいました。
ちなみにサイン会前日には、漫画にも出てくるイベント「SARUナイト」が仙台のクラブヤンキーコートで開かれてDJとラップを披露されていました。
すごく楽しいリリックだったのを覚えています。
また、ストリート系ファッションが好きな人なら目にしたことがある「SARU」でおなじみ「SANTASTIC!」のデザイナー・経営者のお方です。
ん〜、なんと多才なんでしょう。
現在はアーティストビザをとってアメリカでお仕事をされています。
アメリカでの生活のご様子は、YouTubeでも配信されています。
「グイグイ力」を読んで感じた、井上三太のココがすごい
探究心がすごい
本書の中では、「クエスト力」という言葉でも書かれていますが、「好き」を突き詰めていく姿勢に学びと共感がありました。
ジェイムズ・ブラウンって人を知ったら、これはどういう音楽なんだろう、どうやら”ファンク”らしい、”ファンク”って何なんだろう、探していくと…
引用;グイグイ力
ブログでの引用はここまでに収めますが、本書ではもう2段階も3段階もクエストが続きます。
私も好奇心が強い方で、なにかわからないこと・気になることがあるとすぐググりますが、ここまで背景を調べることはありません。
クエストし続けて知識の幅が広がれば、毎日が楽しいだろうと感じます。
本書では、三太さん流「いいAVのみつけ方」も書かれているのでこちらもオススメです笑。
スパーク力がすごい
いいアイデアが思いついた瞬間って、すごく頭がスパークするんですよ。瞬間瞬間どれだけスパーク出来るか、どれだけスパークし続けられるか、作家にとってはとても大事なことだと思います。
引用;グイグイ力
何か面白いことないかな〜って考えてて、「あっ!」とひらめくことありません?
私の場合は、くだらないことを思いついた時にその前後で関係してできそうなことだったり、韻を踏もうと遊んでる時に自分でも驚くくらい続いちゃったとき、
「俺、天才なんじゃね?」と思うときあります。
話が逸れましたが、ひらめきをどれだけ続けられるか、そのひらめきをアウトプットにつなげられるかという点を尊敬しました。
人脈がすごい
本書の中で、三太さんと交流のある有名人の名前がたくさん出てきます。
A BATHING APE のデザイナーだったスケシンさん、スチャダラパー、鉄コン筋クリートやピンポンなどが有名な漫画家の松本大洋さんなどなど。
サイン会やクラブでお話しさせてもらったときも、とても気さくな方でした。
三太さんの人柄ゆえなんだろうな〜と読みながら思ったわけです。
楽しく生きるためのグイグイ力
本書4章のタイトル「楽しく生きるためのグイグイ力」。
この章からの学びが私にとって一番大きかったです。
「金曜日に誘われ待ちをしている人が9割」
思わずドキッとしてしまいました。
誘ってもダメだったらどうしようというプライド故に結局待ってしまう。
かわいい人・話してみたいなーという人がいてもなかなか話しかけられない。
自分の事かと思いました。
でも、こっちから声をかけなかったら一生接点がないかもしれない。
話しかけることができるあいつはチャンスをつかんでいるかもしれない。
そのことに本書で気づかされ、グイグイ行くと決めました。
結果、現状1トライ1ミスですが、ネタになっているので結果オーライです。
なかなかグイグイいけない人にぜひ読んでほしい1冊です。
井上三太さんのオススメ作品
おまけの章です。
TOKYO TRIBE2
井上三太さんの代表作です。
現在は、WARU編が発刊されています。
もて介
男性にオススメのコミックです。
ギャグがツボです。
これからも僕はきっと井上三太作品を追い続けます。
やーまん