時間が限られたアムステルダム旅行で行くべきなのはここです。
「ゴッホより、普通に、レンブラントがすっき!」と思えたアムステルダム国立美術館。
レンブラント、ゴッホ、フェルメールが一度に見れちゃいます。
レンブラントの「夜警」は感動モノ
世界史選択の人なら教科書や資料集で見たことがあろうこの絵。
363×437センチもある巨大な作品でした。
レンブラントは、バロック期を代表するオランダの画家です。
私がオランダを旅した2019年は、レンブラントの没後350周年で、オランダ中の美術館でレンブラント特集が組まれていました。
この人気。
作品横の説明文に「masterpiece(傑作)」と書いてあり、まさしくその通りだと感じました。
1642年に完成したこの作品。
差し込む光を描くことで主要人物が浮かび上がるようにしたり、絵の中にレンブラントの自画像が描かれていたりと、様々なトリックがあります。
美術に詳しくない私ですが、ピカソのゲルニカを見た時以来のサブイボが出ました。
アムステルダム国立美術館にはレンブラントがたくさん
パッと見いかがわしい「ユダヤの花嫁」
「織物商組合の幹部たち」
レンブラントの名作やスケッチがたくさん展示されており、アムステルダム国立美術館に行けばレンブラント通になった気になれます。
実際、この後で他の美術館に行くと、
「この作品レンブラントっぽいな」と感じ、実際そうだったということが数多くありました。
「ゴッホは世界中で見れるからレンブラントを見にアムスに行ったよ」
なんていつか言ってやりたいと思っています。
アムステルダム国立美術館のゴッホ「自画像」
とはいうもののやっぱりゴッホ見たいじゃないですかw
安心してください、ありますよ。
ゴッホといえば「ひまわり」か「自画像」くらいし知らないミーハーな私も満足。
この自画像、結構目にしますよね。
本物はアムステルダム国立美術館にあるんです。
フェルメール「牛乳を注ぐ女」
こちらは「夜警」とは異なり、「ちっさ!!」という第一印象。
大きいものだと思っていたので気づかずに通り過ぎたくらい。
こちらもオランダバロック期を代表するフェルメールの。
「真珠の耳飾りの少女」は誰もが音楽室で目にしたことがあるはず。
真珠の耳飾りの少女は、アムステルダムから1時間ほど離れたハーグという都市にあります。
時間のない滞在でフェルメールを見るにもやっぱりアムステルダム国立美術館なのです。
「牛乳を注ぐ女」はサイズが小さいものの、同美術館が最も魅力的な作品のひとつである」と評しているほどの傑作です。
また、フェルメールは風景画を2枚しか残していないのですが、そのうちの1枚もここにあります。
アムステルダム国立美術館図書館はインスタ映え
一面にずらーっと並ぶ蔵書。
作品のみならず、図書室(閲覧室)も魅力的でした。
予約なしで行けるのに傑作揃いの美術館で大満足です
隣にあるゴッホ美術館は完全予約制。
一方、アムステルダム国立美術館は当日5分ほど並んだだけで入れて名作を楽しめました。
オランダ観光で貴重な時間を使うなら、アムステルダム国立美術館がオススメです。
やーまん