先日のこと。
ブラジル領事館に預けていたパスポートを取りに行った。
新年最初の営業日ということでたくさんの人が並んでいた。
そんなときに起こった事件。
順番待ちにていい年したおっさんがナチュラルに割り込んできたとき、あなたならどうするか。
— ひろき (@nextlocation1go) 2016年1月4日
おっさんが計画的に割り込んできた
同伴する家族がいる以外の人は1列に並んでいた。
すると、2回り上くらいのおっさんが私の横に来た。
この時点で怪しい匂いはしていた。
建物に入るまでおっさんは少しずつ足を出し、攻めてきた。
不運なことに、おっさん側に建物の入り口があった。
ゆえに建物に入るときには、おっさんの方が前に来てしまった。
スーツケースで必死の対抗を試みる。
完敗した。
壁にもたれてスマホをいじるおっさんの図。
勝利のおごりすら感じられる。
悔しい悔しい悔しい。
でももしかしたら抜かしている自覚はないかもしれない。
整理券を取るときまで待つことにした。
そのときが来た。おっさん vs 俺
整理券を取る機械の前まで来た。
平然と整理券を取ろうとするおっさん。
「これはあかんな」
と思いやわらかくおっさんに声を掛ける。
俺「すみません、先に並んでたのですが...」
おっさん「抜かすつもりはありませんでしたよ。どっかいなくなっちゃってたから。」
この時点でおっさんは、俺の方が先に並んでいたことを自覚していたと気づく。
俺「ずっと並んでいましたし、むしろ足をどんどん入れてきましたよね?」
おっさん「だったら先に整理券取りなさいよ!さあ!さあ!」
おっさんおこ
整理券は先に取れたけど、すごくモヤモヤしました。
おっさん、大人として恥ずかしいよ
まず、横入りはいけない。
おっさんは横入りをした。
横入りが意図的だったかはわからないけど、指摘された時点で私を先に通すべきだった。
たぶんおっさんのプライドが余計な言葉を発し、2人が気分の悪い終わり方をしてしまった。
横入りされたくらいで文句言うな、という異論は受け付けません。
恥かしくない大人になる
「このおっさんみたいな大人になりたくないな。」
そう感じました。
- 自分がされて嫌なことはしない
- 間違いは素直に認める
この2点を自分は大人になっても忘れないでいたいと思う出来事でした。
小学生に対するお説教みたい。笑
基準は自分の子供に見せられるか
上記の最低限の2点に加え、もう1つ大切にしたいテーマがある。
「自分の子供に見せられるか?」
という線引きを忘れないことにする。
子供は親の言動を真似するので真似されて恥ずかしい行いはできない。
また子供は成長すると視野が広がり、親の言動が世間的に好ましくないときに親のことを嫌いになる(経験談)。
この2点も知っているので、子供に見せて恥かしくない人間でいることをテーマに生きようと思う今日この頃。
やーまん
嫌なおっさんの後は、すてきなおっさんの話も読んでください!
出会って3秒のおっさんが夜の金沢を教えてくれた話 - ツギドコ